■駒沢大学
日東駒専の一角をなす駒澤大学は、まだ江戸時代であった1592年に、曹洞宗が禅の実践、仏教の研究、漢学の振興などを目的として設立した「学林」を前身とします。1905年には曹洞宗大学と改称されるなど、仏教精神を重視する大学です。現在でも仏教学部はありますが、経済学部や法学部など、合計7つの学部を持つ総合大学となっています。
■キャンパス
駒沢大学は駒沢キャンパスをメインに、深沢キャンパスと玉川キャンパス、合計3つのキャンパスがあります。他の大学と異なり、この3つのキャンパスは比較的近い場所にあるため、キャンパス間の行き来も容易です。3つのキャンパスがあると言っても、全ての学部の学生は駒沢キャンパスで学ぶことになり、学部が違っても一体感のある大学であると言えます。
■自己推薦選抜
駒沢大学の自己推薦選抜には、総合評価型と特性評価型の2つがあります。大まかに違いを述べると、総合評価型は評定が出願基準に設けられているのに対し、特性評価型は評定に加え英検や活動実績などが出願基準に設けられています。いずれも専願であり、出願条件や試験内容が異なります。
■自己推薦選抜:総合評価型
仏教学部
出願資格:評定3.8以上or評定3.5以上+国語か外国語の評定4.0以上
試験内容:書類(100)+小論文(100)+面接(100)
文学部国文学科
出願資格:評定3.8以上or評定3.5以上+国語か外国語の評定4.0以上
試験内容:書類(100)+小論文(100)+面接(100)
文学部英米文学科
出願資格:評定3.8以上or評定3.5以上+外国語の評定4.0以上
試験内容:書類(50)+小論文(100)+面接(100)
文学部地理学科
出願資格:評定3.8以上or評定3.5以上+国語か外国語の評定4.0以上
試験内容:書類(50)+小論文(100)+面接(100)
文学部歴史学科
出願資格:評定3.8以上or評定3.5以上+国語か外国語の評定4.0以上
試験内容:書類(50)+小論文(100)+面接(100)
文学部社会学科社会学専攻
出願資格:評定3.8以上or評定3.5以上+国語か外国語の評定4.0以上
試験内容:書類(50)+小論文(100)+Gディスカッション(100)
文学部社会学科社会福祉学専攻
出願資格:評定3.8以上or評定3.5以上+国語か外国語の評定4.0以上
試験内容:書類(100)+小論文(100)+面接(100)
文学部心理学科
出願資格:評定3.8以上+国語・外国語・数学の評定全てが4.0以上
試験内容:書類(100)+小論文(100)+面接(100)
経済学部経済学科
出願資格:評定4.0以上
試験内容:書類(50)+小論文(100)+面接(100)
経済学部商学科
出願資格:評定4.0以上
試験内容:書類(50)+小論文(100)+面接(100)
経済学部現代応用経済学科
出願資格:評定4.0以上
試験内容:書類(50)+小論文(100)+面接(100)
法学部法律学科A
出願資格:評定4.0以上or評定3.8+国語・英語・公民どれかが4.0以上
試験内容:書類(50)+小論文(100)+面接(100)
法学部法律学科B
出願資格:評定3.5以上
試験内容:書類(50)+小論文(100)+面接(100)
法学部政治学科
出願資格:評定3.8以上or評定3.5+国語・英語・公民どれかが4.0以上
試験内容:書類(50)+小論文(100)+Gディスカッション(100)
経営学部経営学科
出願資格:評定3.8以上or評定3.5+国語・英語・公民どれかが4.3以上
試験内容:書類(50)+小論文(100)+面接(100)
経営学部市場戦略学科
出願資格:評定3.8以上or評定3.5+国語・英語・公民どれかが4.3以上
試験内容:書類(50)+小論文(100)+面接(100)
医療健康学部
出願資格:評定3.5以上+数ⅡBを履修
試験内容:書類(50)+小論文(100)+面接(100)
グローバルメディアスタディーズ学部
出願資格:評定4.0以上or評定3.8+英語4.3以上
試験内容:書類(50)+小論文(100)+面接(100)
■自己推薦選抜:特性評価型
仏教学部
出願資格:評定3.2以上+英検2級
試験内容:書類(100)+面接(100)
文学部英米文学科
出願資格:英検2級orTEAP220など
試験内容:事前課題(50)+書類(100)+面接(100)
文学部歴史学科
出願資格:部活やボランティアの実績
試験内容:書類(100)+面接(100)
文学部社会学科社会学専攻
出願資格:評定3.5以上+生徒会やボランティア
試験内容:書類(100)+面接・プレゼン(100)
経済学部経済学科・商学科
出願資格:評定3.8以上+英検2級orTEAP185
試験内容:事前課題(50)+書類(150)+面接(50)
グローバルメディアスタディーズ学部A方式
出願資格:評定3.2+英検2級or全商英検1級orTEAP220
試験内容:書類(100)+面接(100)
グローバルメディアスタディーズ学部B方式
出願資格:評定3.2
試験内容:書類(100)+面接(100)
■駒沢大学自己推薦選抜の対策について
まず、総合評価型と特性評価型の2つがある自己推薦選抜について、英検や活動実績がある受験生はどちらに出願するかを迷うことでしょう。上に入試倍率を掲載しましたが、出願資格を満たしている場合は特性評価型に出願する方が良いというのが、一般的な考え方です。なぜならそうした資格や活動実績は評価に直結し、そちらの方が合否判断の際に有利にはたらくと考えるのが一般的だからです。
総合評価型の場合、試験では小論文の対策に力を注ぐべきです。この小論文は学部や学科によって出題形式が異なりますので、早目に過去問題に目を通し、どの様なタイプの小論文が出題され、どの様な対策が必要かを見極めましょう。
一方の特性評価型は提出書類に力を注ぎ、書類提出後は面接やプレゼンの対策をすべきです。駒澤大学では面接という言い方ではなく、口頭試問という言い方がなされています。これは通常の面接とは異なり、事前の課題や提出書類、および社会情勢に関する問いがなされることを想定し、そのための準備が受験生には求められます。
どちらも専願であることを考えると、受験生は駒沢大学を第一志望にしている生徒がほとんどでしょう。したがって、多くの受験生がそれなりに力を注いで試験に挑んでいるわけですから、それを超える努力とした準備が、合格には求められます。
■併願先について
駒沢大学の総合型選抜は、総合評価型も特性評価型も専願であり、合格した場合は入学することが求められます。したがって滑り止めとして受験するには、併願が可能な大学である必要があります。日東駒専では日本大学や専修大学の総合型選抜が、併願可能です。そのほかの大学では、成城大学、武蔵大学、日本女子大学なども併願が可能ですので、あわせて検討すると良いでしょう。
■二重まるの対策について
当塾の生徒はほぼ毎日、提出書類の作成や小論文の指導をオンラインで受けることが出来ます。駒澤大学の自己推薦選抜においては、総合評価型の場合は小論文が、特性評価型の場合は事前提出書類の準備に力を注ぐべきです。いずれも合格レベルに仕上げるには、少なくとも1か月ほど前から準備を開始する必要があり、指導時間の豊富さの面で言えば、当塾の指導は駒沢志願者には適していると言えます。
また、東京、名古屋、大阪、福岡、福井で対面授業を行うため、グループディスカッション、プレゼン、面接の対策などは、オンラインだけでなく対面形式でも可能です。
■二重まるを選ぶ5つの理由
①提出書類や小論文、オンラインだから毎日指導が可能。
②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
③料金の追加はございません。
④塾長自ら指導するので、高い合格率の指導をすべての生徒が受けられます。
⑤オンラインだけでなく、全国各地で対面授業を行います。(8時間×10日間)
■説明会・対面授業の情報
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