■筑波大学について
難関国公立大学として有名な筑波大学。1つ1つのキャンパス単位では、日本で2番目に広いということでも有名です。キャンパスツアーも盛んに行われており、これに参加するとその広さに驚くことでしょう。
住所
〒305-8577 茨城県つくば市天王台1丁目1-1
■筑波大学の推薦入試について
筑波大学の推薦入試はいくつかありますが、多くの高校生が受験できるものとしては、アドミッションセンター入試、推薦入試の2つが挙げられます。なかでも推薦入試は、共通テストを課すものと課さぬもの、普通科以外の学科に通う高校生が受験できるものなど、いくつかの種類があります。その他、帰国生入試もありますので、ここではそれらについて解説し、そして指導の経験・合格した生徒の実話などに基づいたアドバイス等を記していきます。
■筑波大学アドミッションセンター入試について
筑波大学がこのアドミッションセンター入試で求める人材は、問題解決能力を身につけた、活動的な人材です。活動的な人材とわざわざ記されているのは、それに見合った実績や経験の有無が、重視されると捉えると良いでしょう。
試験日程
出 願:9月上旬
試 験:一次選考は書類+二次選考は面接と口頭試問
合格発表:11月上旬
出願資格
このアドミッションセンター入試は、現役だけではなく浪人生も可能です。これ以外に実は出願資格はなく、仮に評定が低くても、英語資格などを有していなくても、出願は可能になります。
合格に求められる力について
出願資格を見て分かる通り、誰でも出願できるといっても良いのですが、評定が低い生徒や英語が出来ない生徒でも受かるのかというと、安易にそうはいえません。そもそもこの入試は、問題解決能力がある活動的な人物を評価するものですから、何らかの活動実績は必要でしょう。その活動実績がとってつけたようなものではなく、大きな活動を1つ挙げればよいというものではなく、可能であれば複数の活動の経験や実績を絡み合わせ、多面的なアプローチを試みると良いでしょう。
そしてそうした活動実績やそこから得たこと、そしてそうしたものを土台にし大学の授業等でどのようにそれを高めていくかを面接で述べることになります。面接は個人面接で時間は30分。かつてはこの時間が40分と伸びることもありましたが、今は公正を期する観点から30分で終えるケースがほとんどです。この面接では面接官の質問に答えるという意識で挑むのではなく、質問されたことを材料に自分の意思をアピールするという姿勢で挑むと良いかもしれません。
受験生へのアドバイス
証明書等で明らかになる活動の実績はたしかに重要です。しかしそうしたものには表れなくても、自ら小さな経験を1つ1つ積み重ねていくことも重要です。そうした意味で、私はここに「活動実績」と合わせ「経験」という語を加えています。この入試は活動実績の良し悪し、大小のみが評価されるわけではありません。この点に関する意味を理解してれば、筑波大学が求める人材とのミスマッチは避けられることでしょう。
■筑波大学推薦入試(共通テスト無し)について
アドミッションセンター入試の後に行われ鵜のが、この推薦入試です。いわゆる学校推薦型選抜となりますが、この推薦入試は共通テストが課せされるものと、必要ない者とがあります。
試験日程
出 願:11月上旬
試 験:一次選考は書類・小論文(英語)・面接など
合格発表:12月上旬
出願資格
この推薦入試は、一部の学類を除き現役生のみを対象に行われています。評定がA段階、つまり4.3以上あれば出願できますが、たとえそれを見たいしていなくても、活動実績等があれば出願が可能です。しかしながら、この4.3を大きく下回っている場合はたとえ活動実績があったとしても、合格することは難しくなるといえるでしょう。
合格に求められる力について
この推薦入試では、小論文といわれる筆記試験があります。この試験内容は学類によって内容が異なりますが、多くの学類でそこでの研究内容に沿った英文を読み、英語力や日本語の文章力が測られます。したがって、英語力と日本語の小論文、2つの能力が測られる試験内容だと捉えてください。
まず英語に関してですが、これは学類によってもレベル差は見られます。しかしながらそれほど難しいものではないため、英検2級程度の実力があれば挑戦権はあるとお考え下さい。しかしその程度の実力で受かるかといわれるとそうではなく、そこからの積み重ね、つまり実力の向上と筑波大学の問題へのアジャストは、確実に必要です。
受験生へのアドバイス
筑波大学は難関ですが、ある程度の評定もしくは活動実績があれば、この共通テストを課さない推薦入試は、倍率が低い学類は十分合格のチャンスがあるといえます。それはしっかりとした対策を重ねれば、という条件付きになりますが、MARCHや関関同立といった難関私大を狙うのであれば、この筑波大学の推薦入試も視野に入れても良いでしょう。
面接においては時間は概ね15分と短く、そこまで強い圧をかけれらたりだとか、突っ込んだ質問がなされるなどのことはありません。よって難関私立を目指す受験生は、この筑波大学を目指すということも頭に入れて良いのではないかと思います。
■筑波大学推薦入試(専門高校・総合学科特別入試)について
推薦入試は共通テストを課すもの、課さないもの以外にも、いくつかの種類があります。製麺環境学群生物資源学類では、商業科や工業科など、いわゆる専門高校に在籍する現役生を対象とした、入試制度があります。
試験日程
出 願:11月上旬
試 験:一次選考は書類・小論文(英語)・面接など
合格発表:12月上旬
出願資格
この推薦入試は、商業や工業など、いわゆる専門高校を卒業見込みの現役生が対象になります。1つの高校からの出願数の制限もありません。
合格に求められる力について
この推薦入試では、小論文と面接、そして評定によって合否が決めれらます。ここでももやはり、出願資格に評定は関係ありませんが、ある程度の値を超えていない受験生はそれだけで不合格となるでしょう。
また小論文に関しましては、いわゆる日本語で自らの意見を書いていくというものにとどまらず、生物資源に対する基礎知識や英語力が測られます。
受験生へのアドバイス
商業科などの生徒が受験できる推薦入試は、近年広がりを見せています。この入試においても同じことがいえますが、試験には英語の問題が含まれているなどしますので、やはり幅広い基礎学力が必要となります。
しかしながら難易度はそれほど高くはありあせんので、継続的にその力を身につけていく努力を積み重ねていけば、合格はつかみとれることでしょう。
■当塾の筑波大学合格実績
2023年度入試においては、2名が受験し2名とも合格しました。どちらも共通テストの受験が必要ない推薦入試での合格です。この指導経験から得たことは、やはり評定など高校生活の評価が高いことが必要であるとともに、当日の試験対策もかなりしておくべきだということです。
当塾ではこうした試験対策にも力を入れて指導しておりますので、筑波大学の受験をお考えの方は、是非1度、無料の相談、無料対面授業をお試しください。
■二重まるの対策
総合型選抜(AO入試)は、多くの受験生が高校3年生の7月頃から対策を始めます。試験は10月から11月にかけて行われますから、短期決戦であると言えます。短い期間で準備と対策を進めるには、毎日学習できる環境が必要だと考えています。さらに、受験する大学は1つではなく、複数受験することも勧めています。その際、追加料金など気にせぬよう、当塾では「追加料金」や「指導時間の制限」をなくすることで、高い合格率を誇っています。
■二重まるを選ぶ5つの理由
①提出書類や小論文、オンラインだから毎日指導が可能。
②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
③料金の追加はございません。
④塾長自ら指導するので、高い合格率の指導をすべての生徒が受けられます。
⑤オンラインだけでなく、全国各地で対面授業を行います。(8時間×10日間)
■説明会・対面授業の情報
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