明治の開国以降、多くの私学が誕生しましたが、立教大学もそのうちの1つです。多くの私学の誕生の経緯は、2つの系統に分けることが出来ます。1つ目は伊藤博文や大隈重信に代表される、日本人の手によるもの。これは欧米各国に追いつこうとする精神が見られます。もう1つは主に外国人宣教師によるもので、立教大学はこちらの系統に当てはまります。
立教大学は明治の開国直後の1874年に、アメリカ人宣教師であるチャニング・ムーア・ウィリアムズが設立した立教学校がその前身となります。宣教師たちが日本に大学を設立したのは布教が最たる目的でしたが、教育や医療など、国内の発展に大きく寄与したという側面もあります。
■立教大学の特別入試について
立教大学では、いわゆる推薦入試を特別入試と括っています。この特別入試の中には、自由選抜入試、国際コース選抜入試、アスリート選抜入試、帰国生入試、社会人入試、外国人留学生入試、指定校推薦入学などがあります。
■自由選抜入試について
特別入試の中で最も受験しやすいのが、この自由選抜入試です。自由選抜入試を学部を変えるなどして2つを受験することはできませんが、国際選抜入試を受験できるケースもあり、さらには他大学との併願も可能になっています。
こちらの自由選抜入試の出願条件や入試内容は学部学科により異なります。 詳細は以下の通りとなります。
文学部キリスト教学科Ⅰ
出願資格:評定3.8+ボランティア+英語資格のスコア提出
一次試験:書類(志望理由書2000字など)
二次試験:
文学部キリスト教学科Ⅱ
出願資格:評定3.8+英検2025orTEAP267
一次試験:書類(志望理由書2000字など)
二次試験:
文学部史学科
出願資格:評定3.8+社会評定4.5or模擬国連+英検2級
一次試験:書類(志望理由書2000字など)
二次試験:
文学部教育学科
出願資格:評定4.0+社会評定4.5+英検スコア提出+英語以外の語学検定
一次試験:書類(志望理由書2000字など)
二次試験:
文学部文学科英米文学
出願資格:評定4.0+英検準1級
一次試験:書類(志望理由書2000字など)
二次試験:
文学部文学科ドイツ文学
出願資格:特になし
一次試験:書類(志望理由書2000字など)
二次試験:
文学部文学科フランス文学
出願資格:特になし
一次試験:書類(志望理由書2000字など)
二次試験:
文学部文学科日本文学
出願資格:評定3.8+国語評定4.0+英検2級
一次試験:書類(志望理由書2000字など)
二次試験:
文学部文学科文芸・思想
出願資格:評定3.8+英検2級
一次試験:書類(志望理由書2000字など)
二次試験:
■国際コース選抜入試について
この国際コース選抜入試は、異文化コミュニケーション学部、社会学部国際社会コース、そして既存の学部から独立したGlobal Liberal Arts Programでのみ実施されている入試制度です。この試験は出願に高い英語力が求められており、試験でも英語小論文や英語面接などが課せられます。
異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科
出願資格:現役+英検スコア2400(TEAP332)
一次試験:書類(課題小論文5000字)
二次試験:講義受講➔面接
社会学部国際社会コース
出願資格:評定3.8+英検2180orTEAP280
一次試験:書類
二次試験:小論文+面接
Global Liberal Arts Program
出願資格:英検2600(TEAP309)
一次試験:書類
二次試験:英語小論+面接
■自由選抜入試で求められること
立教大学の自由選抜入試、国際コース選抜入試は、一次試験はいずれも書類審査となります。まずはこの書類審査を通過しないといけないため、多くの生徒はこの書類作成に時間を割きます。
料金が安いせいか、当塾には他塾から移り変わってくる生徒もいるため、塾に通っている生徒の多くがそれなりに質が高い書類を仕上げていることを確認しています。このように、塾に通う生徒は書類の質を上げることに時間を費やす傾向が強くあります。もちろん一次試験通過のためにそれは欠かせぬことですが、最終的な合格を目指すのであれば、文章力向上および面接での受け答えの質を上げるのに役立つ、小論文の取り組みが欠かせません。
そして二次試験で課せられる小論文では、いくつかの与えられたワードを組み合わせて論じるものなど、学部や学科による特徴が見られます。過去問は容易に手に入ることかと思いますが数は限られてくるかと思いますので、他大学の過去問題から似たものを探し、時間内に指定文字数を書ききる訓練が第一段階の対策といえるでしょう。肝心の内容に関してですが、立教大学の特徴として、比較的書きやすいものがテーマとして挙げられることがあるのですが、そうした場合に単に書くだけになってしまうのではなく、質を高めたものを書かねばならぬことを意識出来るかがポイントです。テーマが簡単で書きやすいものほど、受験生の質が1つ1つの作品に表れます。特に具体例の書き方、概念化といった域にまで達することが出来れば、合格は近づくといえます。
面接に関しては、厳しくもなく緩すぎずといったものになるかと思います。その面接で問われていることは、単に質問に答えられるか否かということではありません。全ての受験生に同じ(同じような)質問がなされることがありますが、その理由は受験生個々の考えの深さを測るためであり、それを養うには面接対策だけではなく、小論文やディスカッションといった取り組みが欠かせないでしょう。
■二重まるでの対策について
幾つかの入試を受験出来、さらには他の大学を受験できることから、立教大学の受験者は受験パターンを練っていることでしょう。当塾ではそうした受験プランに関するアドバイスから、書類や小論文、さらには面接対策も指導いたします。そして一部の学部・学科で行われるプレゼンやグループディスカッション、これらの対策も行えます。
当塾では指導時間に制限はなく、追加料金も必要ありません。これは、大学を何校も受験する生徒にとって、全ての対策や指導を受けられることになります。短期間のうちに準備や対策を進めることが必要な総合型選抜(AO入試)、特に書類が多い立教大学受験者にとっては、適した環境だといえます。無料体験も可能ですので、立教大学志望者は是非お問い合わせください。
■二重まるを選ぶ5つの理由
①提出書類や小論文、オンラインだから毎日指導が可能。
②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
③料金の追加はございません。
④塾長自ら指導するので、高い合格率の指導をすべての生徒が受けられます。
⑤オンラインだけでなく、全国各地で対面授業を行います。(8時間×10日間)
■説明会・対面授業の情報
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