■東北大学について
東北大学は1886年に公布された帝国大学令によって設立された東北帝国大学がその前身です。現在の東京大学をはじめとした最難関国立総合大学の7大学のうちの一つで、大学の教育レベル、ブランドともにトップクラスであるといえます。東北大学の規模は大きく、10学部24学科あることに加え、片平キャンパス、川内キャンパス、青葉山キャンパス、星陵キャンパスと、仙台市内に4つのキャンパスが点在しています。
片平メインキャンパス
宮城県仙台市青葉区片平二丁目1番1号
■東北大学の総合型選抜について
東北大学で行われている推薦入試で、多くの生徒が受験可能なのは総合型選抜であり、それはAO入試Ⅱ期とAO入試Ⅲ期に分かれています。総合型選抜とAO入試は何が違うのか?名前の違いにこだわる方もいらっしゃいますが、推薦入試の名前は各大学が独自に定めています。したがって、名前にこだわるよりも、自身が受験する大学の入試制度に着目した方が良いでしょう。
東北大学で行われている2つのAO入試について解説すると、これら2つの違いは大学入学共通テストが課せられているか否か、そして実施している学部であるといえます。AO入試Ⅱ期は、大学入学共通テストの代わりに大学独自の筆記試験が課されており、その対象学部は、文学部、教育学部、法学部、理学部、医学部、歯学部、工学部、農学部となっています。またAO入試Ⅲ期では、全学部で行われており、大学入学共通テストが課されています。このサイトではAO入試Ⅱ期について詳しく解説していきます。
■東北大学のAO入試Ⅱ期について
東北大学のAO入試Ⅱ期では一次試験と二次試験があり、一次試験では筆記試験が課されています。試験内容は学部学科によって異なるので、AO入試Ⅱ期の学生募集要項をしっかりと確認しましょう。また、東北大学のホームページにて3年分の過去問も公表されていますので、活用するとよいでしょう。二次試験では、面接試験が課されています。これは提出した書類をもとに面接をするので、書類作成も重要になってきます。また出願するにあたって、評定平均4.2以上の者や学部が指定した科目を履修していることなどの出願資格や出願要件などが課されています。学部学科によってそれらは異なりますので、自分の志望する学科の出願資格などをきちんと確認する必要があります。また、いずれの学部の学部も専願となっています。
■AO入試Ⅱ期の筆記試験について
東北大学のAO入試Ⅱ期では、一次試験にて筆記試験が課されています。今回は令和3~5 年度AO入試の過去問から文系学部の問題の傾向と対策について述べていきます。
まず文学部、教育学部、法学部は共通の英語の問題があります。これは、大問2つで構成されており、どちらも長文読解となっています。英文は英検2級と準1級の間ぐらいのレベルです。設問の中には英文の読解力だけでなく、文法や単語の知識を問う問題も出題されていましたので、多くの大学入試と同様、英語をしっかりと固めて挑む必要があります。文学部、教育学部、法学部は共通の問題とは別で、各学部が課した試験があります。文学部は課題文を読み、本文の言葉を使いながら説明する国語の記述問題のようなものと、自身の見解を述べる小論文となっています。例年文学部の課題文は文章が長く、また設問1、2ともに指定の文字数が多いので、長く少し硬い文章を読む練習と、ある程度小論文の訓練をするとよいでしょう。教育学部は課題文と図があり、国語の記述問題のようなものと資料の読み取り、課題文、図の内容を踏まえて自身の考えを述べる問題となっています。課題文の難易度はやや易しめで、テーマも教育に関するものですので、教育学などの知識や関連する時事ネタなどを仕入れておくとよいでしょう。また、またそれらに関する自分の考えを深めておくのもこの試験対策として有効であるといえます。法学部は共通の問題とは別で英語の長文を読んで、本文の内容を日本語でまとめるものと、英文の要約をする2つの大問が課されています。大問1では長文読解能力はもちろん、日本語の文章をまとめる能力も必要となってきます。大問2では、長文読解能力に加え、英語で文章を要約する能力も求められています。英語の要約の練習はTEAPのライティング問題のものを活用するとよいでしょう。
■二重まるの東北大学対策
東北大学で行われているAOの対策をするには、英語と日本語小論文を中心に対策していくことになります。
まず英語に関しては、当塾ではレベル別に2つのクラス分けをしており、各クラスとも週に2回ずつ授業を行っています。希望があればどちらのクラスの授業にも参加でき、合計4回の授業が受講できます。日本語小論文に関しては毎日授業を行っており、過去問題はもちろん、過去問題に似た問題を用いて十分な対策が可能です。
AO入試にて東北大学を受験予定の方は、まずは当塾の説明会、無料の体験授業をお試しください。
■二重まるを選ぶ5つの理由
①提出書類や小論文、オンラインだから毎日指導が可能。
②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
③料金の追加はございません。
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