■東京農業大学について
東京農業大学は、1891年に創立された育英黌農業科がその前身であり、創立当初から東京において農業を中心とした学問を提供する教育機関でした。戦争の影響で世田谷にキャンパスを移転し、1989年には北海道に生物産業学部を設置するなど、出生数が増える中でも農業という軸を変えずに歩んできた、いわば硬派な大学であるといえます。
■キャンパス
世田谷キャンパス
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
厚木キャンパス
〒243-0034 神奈川県厚木市船子1737
■東京農業大学の推薦入試について
東京農業大学では、総合型選抜と一般学校推薦(公募型推薦)という2つの推薦入試制度があります。さらに総合型選抜には、①自己推薦キャリアデザイン総合型選抜、②自己推薦実践スキル総合型選抜、③大自然に学ぶ北海道総合型選抜、④私の夢北海道総合型選抜の4つの種類があります。①は浪人生も含めて多くの受験生が主眼出来るもので、②は農業高校出身者が対象となるものです。③と④は北海道にある生物産業学部のための入試制度になります。ここでは多くの生徒が受験する、①の自己推薦キャリアデザイン総合型選抜について詳しくい解説いたします。
■自己推薦キャリアデザイン総合型選抜(出願)
上記の通り東京農業大学には4種類の総合型選抜の制度があり、多くの生徒が出願できるのが、自己推薦キャリアデザイン総合型選抜です。
この制度において最も重要といえるのが、出願の際に提出する事前課題です。この事前課題はテーマが予め与えられ、1000~1200文字程度の論文を書かなければなりません。ここで注意が必要なことは、出典や引用等を論文形式できちんと示さなくてはいけないということです。ネットで調べた情報であっても、URLや検索した日時も示さなくてはいけないなど、大学側は本格的な論文を書くことを受験生に求めています。もしここで出典等が記されていない場合、論文では盗用などにあたるため、それはかなり低い評価となってしまうでしょう。
■自己推薦キャリアデザイン総合型選抜(二次試験)
自己推薦キャリアデザイン総合型選抜は二段階選抜となっており、一次試験は書類審査となります。先ほど説明した事前課題等がその審査対象になり、その出来栄えが評価されれば一次試験合格となり、二次試験に進みます。
この二次試験では面接が行われます。主に聞かれる内容ですが、基本的には事前に提出した書類の内容を元にした質問がなされるとお考え下さい。その質問の中には、事前課題に関することも含まれます。その内容を理解しているかどうかといった知識を問うものというよりも、自らの考えを問われる質問の方が多いため、やはり自らの考えを固めておく必要があるといえるでしょう。
■東京農業大学の一般学校推薦(公募型推薦)
東京農業大学では総合型選抜以外に一般学校推薦(公募型推薦)という推薦入試も行われております。この一般学校推薦(公募型推薦)は基本的には総合型選抜と同じく、事前課題が与えられその他の書類と共に提出し、試験は面接(口頭試問)になります
試験内容はほぼ総合型選抜と変わらないのですが、あえて相違点を述べると、①総合型選抜は2段階選抜であるのに対し公募型推薦は1段階であること、②公募型推薦の出願には評定3.5以上が必要であること、③出願時期が公募型推薦の方が遅いこと、が挙げられます。
■東京農業大学は専願である
東京農大の総合型選抜も公募型推薦も、どちらもが専願であり、合格したら入学することが義務付けられます。
したがって東京農大を第一志望、もしくはチャレンジ校として考えている受験生は、総合型選抜と公募型推薦、2階の受験チャンスを生かしましょう。試験日程から2回受験することも可能であり、さらには試験の形式もほぼ同じであるため、1度目は練習、2度めが本番といった気持ちで受験すると良いでしょう。
一方、東京農大を滑り止めとして受験を考えている場合は、やはり実施の時期が遅い公募型推薦を受験することになるでしょう。総合型選抜と比べ、出願に3.5以上の評定が必要であるといった制限も加わりますが、公募型推薦でも倍率が低い学部学科は多くあるため、そうしたところを念頭に入れて受験先を決めると良いかと思います。
■二重まるのサポート体制
1.まずは文章力と論文を書く力の育成のため、小論文の指導を致します。
2.合否で重要となる事前課題の作成をサポートします。
3.その他、出願で必要な書類の作成もサポート致します。
4.一次試験合格後は、面接対策を行います。
5.東京、大阪、名古屋など、全国5カ所で対面授業も行います。
6.塾長自ら指導し、高い合格率を再現します。
7.他大学の受験ももちろんサポートします。
■説明会と対面授業
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