■日本女子大学について
日本女子大学の創始者である成瀬仁蔵は、かつて大阪で有名な梅花女子大学で教師をしていました。西洋やキリスト教の考えに触れた成瀬は、「女子を劣ったもの」とみる日本の風潮を危惧し、女子教育に尽力します。アメリカに留学し、帰国後に梅花女子大学の学長に就任するなどしたのち、1901年に日本女子大学を設立しました。
■日本女子大学のキャンパス
目白キャンパス
学部:家政学部・文学部・理学部
住所:東京都文京区目白台2-8-1
アクセス:東京メトロ副都心線雑司が谷駅から徒歩8分
西生田キャンパス
学部:人間社会学部
住所:神奈川県川崎市多摩区西生田1-1-1
アクセス:小田急線読売ランド前駅から徒歩15分
■日本女子大学の推薦入試
日本女子大学で行われている推薦入試は、総合型選抜と学校推薦型選抜があります。このうち総合型選抜は併願が可能であり、学校推薦型選抜は専願になります。この点から、多くの受験生にとっては総合型選抜の方が受験しやすいと言え、滑り止めとして受験する生徒も少なくありません。このことから、受験者層は総合型選抜の方が小論文や面接の実力は高い傾向にあるといえます。
しかし倍率については、総合型選抜の方が高く、学校推薦型選抜の方が低くなっています。学校推薦型選抜で受験できる学部学科は限られていますが、日本女子大学志願者は、学校推薦型選抜も視野に入れると良いでしょう。
■日本女子大学の総合型選抜
日本女子大学の総合型選抜は、すべての学部・学科で他大学との併願受験が認められています。この点で、日本女子大学を受験先の候補に入れる受験生も多くなるのではないでしょうか。しかし、日本女子大学内で複数の学部を受験することはできません。
そして、いずれの学部も総合型選抜は二段階選抜となります。これは一次選考と二次選考に分かれており、一次選考合格者の実が二次選考に進めるというものです。受験料も一次と二次とに分けて納付することになるので、この点でも日本女子大学は受験生にやさしい対応をしているといえます。
■家政学部の総合型選抜
出願条件について
児童学科
・数学、理科の評定平均値がそれぞれ 3.8 以上
・英検2級程度の英語資格
食物学科(食物学)
・全体の評定 4.0 +化学と生物の評定 4.0
・英検2級程度の英語資格
食物学科(管理栄養士)
・全体の評定平均値が 4.0+化学、生物の評定 4.0
・英検2級程度の英語資格
住居学科(居住環境デザイン)
・全体の評定 4.0
・英検2級程度の英語資格
住居学科(建築デザイン)
・全体の評定 4.0
・英検2級程度の英語資格以上
被服学科
・数学、理科の評定 3.8
家政経済学科
・全体評定 4.0+数学と英語と地理歴史または公民の評定 4.0
・英検2級程度の英語資格
試験内容
一次試験:書類審査
二次試験:小論文+面接
*住居学科のみ、小論文に代わり空間表現テスト
■文学部の総合型選抜
出願条件について
日本文学科
・特になし
英文学科
・英検2級程度の英語資格
史学科
・日本史Bまたは世界史Bの評定 4.0
・英検2級程度の英語資格
試験内容
一次試験
・書類審査
二次試験
・日本文学科:古文読解+面接
・英文学科:英語テスト+英語面接
・史学科:小論文+面接
■人間社会学部の総合型選抜
出願条件について
社会福祉学科
・特になし
教育学科
・英検2級程度の英語資格
文化学科
・日本史Bまたは世界史Bの評定 4.0
・英検2級程度の英語資格
試験内容
一次試験
・書類審査
二次試験
・社会福祉学科:小論文+面接
・教育学科:基礎学力テスト+英語面接
・文化学科:小論文+面接
■理学部の総合型選抜
出願条件について
数物科
・特になし
物質生物科
・全体評定3.5
文化学科
・日本史Bまたは世界史Bの評定 4.0
・英検2級程度の英語資格
試験内容
一次試験
・書類審査
二次試験
・数物科:基礎学力+小論文+面接
・物質生物科:基礎学力テスト+面接
■日本女子大学の総合型選抜対策
日本女子大学で行われている総合型選抜は、学部や学科によって試験内容及び評価の基準は異なりますが、概ね小論文と面接が合否に大きく影響するような内容であるといえます。当塾からは過去何人も受験し、合格した生徒もいれば不合格になってしまった生徒などもいます。
それらの指導経験からのお話になりますが、やはり評定、欠席日数、ある程度の活動実績が必須となることは間違いありません。これは、今までの学校生活を真面目に過ごしてきたかという意基本的なことが問われていると思われます。過去に、評定も活動実績も十分であったものの、不合格になった生徒がいます。その生徒は極端に字が汚いという特性があり、そこから考えても大学で学ぶにふさわしい資質が備わっているか、まずこのことが問われると考えて良いでしょう。
そして肝心の小論文ですが、まず受験生は、過去問題を手に入れることから始める必要があります。日本女子大学の小論文は学部や学科によって傾向が大きく異なり、その傾向に合わせた対策をし、実力を伸ばしていくことが求められます。しかしこれは最低限必要になるというだけであり、質が高く評価されるものにしたいと思うのであれば、限られた範囲の知識気に留まらず、幅広い教養を身につけることが欠かせません。なぜなら日本女子大学のアドミッションポリシーには、「基礎的な力および幅広い教養を身につける」という文言があり、これは決して専門性だけを身につけるだけでは不十分であることを示しています。どんな学問であっても、それは1ぶにゃに留まらず、他の分野とのかかわりあっています。よって、小論文おいても面接においても、幅広い教養という土台を作り上げることが、最良の対策になるといえます。
■二重まるの日本女子対策
当塾ではオンラインで指導しています。オンラインですから教室まで通う必要がなく、ほぼ毎日指導を受けることが可能です。他の塾と比べ指導時間は圧倒的にに長く、それが高い合格率につながります。
オンラインだけでは不安だという方のために、東京で出張授業を行います。1回あたり8時間の授業を、合計10回行います。
多くのAO入試専門塾では、指導時間が決められており、費用も高額です。したがって、複数の大学を受験しようとしても、十分な指導を受けぬまま受験していく生徒が多くいます。しかし当塾では、指導時間に制限はありません。複数の大学を受験する場合でも、すべてサポートいたします。
■二重まるを選ぶ5つの理由
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