山梨県立大学は、平成17年4月に開学した公立大学です。山梨県にはこのほか、都留文科大学という公立大学もあります。この山梨県立大学には、国際政策学部、人間福祉学部、看護学部の3つの学部があります。キャンパスは甲府市内に2つあり、飯田キャンパスには国際政策学部と人間福祉学部が、池田キャンパスには看護学部の学生が通っています。
飯田キャンパス
〒400-0035 山梨県甲府市飯田5-11-1
池田キャンパス
〒400-0062 山梨県甲府市池田1-6-1
■山梨県立大学の学校推薦型選抜
山梨県立大学毛行われている学校推薦は、山梨県内以外の学校の生徒も受験可能です。県内・県外と定員の枠も設けられてはおりませんから、山梨県外の地域に住む生徒にとっては、住む地域で有利不利ということがなく、受験しやすいといえるでしょう。このため、国公立志向が強い受験生は、私立大学の入試と合わせ、この山梨県立大学の受験を検討する価値は大いにありそうです。
国際学部
出願期間:11/1~11/11
出願条件:評定3.8以上
試験日程:11/23
試験内容:書類+小論文+面接
総合政策:書類(20)+小論文(40)+面接(40)
国際コミ:書類(30)+小論文(40)+面接(30)
合格発表:12/3
人間福祉学部
出願期間:11/1~11/11
出願条件:評定3.8以上
試験日程:11/23
試験内容:書類+小論文(40)+面接(60)
合格発表:12/3
看護学部
出願期間:11/1~11/11
出願条件:評定4.0以上
試験日程:11/23
試験内容:書類・面接(300)+小論文(300)
合格発表:12/3
■山梨県立大学の小論文
山梨県立大学をはじめ、多くの公立大学の推薦入試で出題される小論文は、60分間に800字を書くという形式が一般的です。小論文にはいくつかのパターンわけが出来ます。
山梨県立大学の場合は学部ごとにパターンが異なりますが、公立大学受験者の多くは高校の先生の指導を受ける場合が多く、受験生が書く文章はどれも似たものになります。したがって、文章の運び方ちょっと変えるだけで、他の受験生とは見違える文章になり、評価も上げやすくなるでしょう。
国際政策学部の小論文
国際政策学部の小論文は、国語の模試の論説文のような文章を読み、それに対して自分の意見を書くというものです。この場合、①3段落に分け結論のサンドイッチにする、②反対意見への反論も書く、というような小論文を書く受験生が多いことでしょう。そして、③そこに書かれていることをどこまで引用してよいか、という疑問を抱くはずです。①や②はあくまで、数多くある小論文の書き方の1つにすぎません。なぜか多くの受験生はこの形式で書きますが、これではなかなか差が付きません。書き方ばかりを学ぶのではなく、問われていることに対する強い問題意識のもと、深い理解に基づいた、強い意見を書くことを意識しましょう。
人間福祉学部の小論文
人間福祉学部の小論文は国際政策学部のものとは異なり、長い文章は与えられず、たった1文を読んで自分の意見を書き進める形になります。長い文章を読まなくてよいため楽だと感じるかもしれませんが、0の状態から自分の意見を800も自覚というのは、別の大変さがあるといえます。この形式の小論文は、いわゆる”結論のサンドイッチ方式”とは相性はあまり良いとはいえません。サンドイッチ方式で書く場合は、反論を長く書かないようにし、自分の主張がどのような社会的効果があるかを書くようにすると良いでしょう。
看護学部の小論文
看護学部は2種類のグラフ、そして新聞記事を題材にし、自らの意見を書くというものです。まず、グラフには棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなどいくつかの種類がありますが、種類が異なれば読み取るべき内容も異なります。受験生に求められるのはこの、グラフから何を読み取るのかということになるでしょう。そしてこの小論文のパターンは、参考書や学校で指導を受ける、いわゆるサンドイッチ型の小論文で書き進めても良いでしょう。賛成にしても反対にしても、自らの主張を後押しする社会性が書き表せるかどうかが重要になっているでしょう。
■当塾の対策
当塾では、①事前提出書類の作成、②小論文、③面接の対策が可能です。特に小論文には力を入れており、塾生はほぼ毎日、何らかの指導を受けることが可能です。
小論文の対策は山梨県立大学の過去問題に沿った形で行い、文章の書き方はもちろん、何を書くかということに重点を置いた指導になります。小論文は文章力ももちろん大切です。しかしそれ以上に、その内容が重視されることは言うまでもありません。当塾では様々なテーマの小論文を題材にし、生徒たちはその題材に対してどう考えたかを共有し、考えを深めていくという取り組みを行っています。こうした取り組みはその題材に対する知識や理解の深さにつながり、書きたいと思えることへとつながっていくのです。
■当塾の特徴
1.指導時間に制限はありません。小論文はほぼ毎日指導しております。
2.塾長自らが指導するため、全ての生徒が高い合格率の指導を受講できます。
3.受験する大学の数に制限はなく、何校でも受験可能です。
4.追加料金なのを頂くことはありません。
5.オンライン授業だけでなく、東京・名古屋などで対面授業を行います。
■説明会・対面授業の情報
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