■同志社大学について
同志社大学は新島襄によって1875年に設立された、同志社英学校がもととなっています。新島は幕末、当時は禁じられていた外国への渡航を試みて、10年間アメリカやヨーロッパで学びました。その間新島はキリスト教の洗礼も受けています。同志社の名は、同じ志を持つものが集うという意味に由来しています。キャンパスはメインキャンパスの今出川と、京田辺の2つがあります。今出川は
今出川キャンパス
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入
京田辺キャンパス
〒610-0394 京田辺市多々羅都谷1-3
■同志社大学のAO入試について
同志社大学は、生命医科学部医情報学科、商学部商学科、文化情報学部文化情報学科、スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科で、AO入試が行われています。
最も出願しやすいのはおそらく、例年倍率が低い商学部となるでしょうか。ただし商学部の場合、出願に英語資格を有していることが条件となり、英検は使えません。高校生が取得しやすいのはTEAPで280点以上が必要となります。このTEAPの280点という数字は、英検2級と準1級の中間くらいと考えると良いでしょう。文化情報学部は英検は必要ありませんが、英語・国語・数学のいずれかの評定平均値が4.0以上あることが望ましいとされています。また入試要項には、「第一志望とする者」とありますが、実際には併願が可能です。
■AO入試入試だけじゃない!公募制自己推薦もチェック!
前述のとおり、同志社大学のAO入試は生命医科学部医情報学科、商学部商学科、文化情報学部文化情報学科、スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科のみとなります。しかし同志社大学の他学部では、公募制自己推薦が行われています。
同志社の公募推薦は推薦選抜入学試験・自己推薦入学試験という名称で行われており、試験内容はAO入試と変わりないものも多く、チャンスは広がると考えて良いでしょう。この公募推薦(推薦選抜入学試験・自己推薦入学試験)は、出願の時期、一次試験のみか二次試験もあるのか、浪人も出願可能か否かなど、学部学科によって本当に多種多様です。公募推薦といっても、いわゆるAO入試(総合型選抜)に近いものもあれば、一般的な公募推薦に近いものまでありますので、入試要項をよく見る必要があるでしょう。
■AO入試/公募制自己推薦 事前提出書類について
同志社のAO入試や公募制自己推薦は、事前提出書類が多くあります。志願理由書や2000字エッセイに加え、これまで読んだ本や映画の感想も書かねばな倣い学部もあります。もちろんそれらも、志願理由書や大学で学びたいことと関連している方が良いでしょう。関係なくても良いという意見もありますが、関係性を持たせることで、より強く自己をアピールすることにつながります。また、難しい本や映画を示した方がいいか?簡単な本や映画ではダメなのか?そんな疑問を持つ受験生も多いでしょう。二重まるからの合格者は、案外簡単なものを示し、それに対する自分の意見を書きました。よって事前提出書類に示す書評などは、難しい本を読んだかどうかを重視しているのではなく、そこに書く自分の意見の表現の仕方を重視していると捉えるべきでしょう。
また、同志社ではボランティアなど、これまでの活動実績も問われます。そして、その活動の代表者などからの、志願者評価書が必要になります。これは学校で部活動をしているコーチや先生でもよいわけですが、なるべくなら学外の人が良いでしょう。
これら、事前に提出すべき書類が多く、その内容もある程度のレベルが求められます。よって同志社のAOを受験するには、早め早めの準備が欠かせません。
■試験内容について
一次試験は書類審査のみで、二次試験は小論文・面接・プレゼンテーションなどが課せられるというパターンが多くなっています。小論文もそうですが、それ以上に大きな差が出るのはプレゼンテーションです。商学部で行われるプレゼンテーションは、英語による5分間のスピーチです。これは、同志社の商学部は国際社会で活躍する人材を育成することに力を入れているため、ある程度の英語力とプレゼン能力を測りたいのだと思います。面接において問われることは、事前提出書類に書かれた内容を、深く聞かれることが多いようです。
最も気を付けてもらいたいのは、英語によるプレゼンです。まず必要なことはスピーキング能力となりますが、これは英語による弁論大会の動画を見るなどし、それを参考にすると良いでしょう。スピーチの内容はもちろん、アクセントや表情なども重要な審査ポイントになります。
■プレゼン・面接について
同志社大学のスポーツ健康科学部をAO入試で受験し、合格した生徒の感想です。この生徒はほかにもAOで受験していたので、他の大学との比較も信頼おけるものでした。同志社の場合、他の大学に比べ、面接はやや厳しいものでした。他の大学では受験生が話しやすいように、柔らかな雰囲気で緊張をほぐすような対策が取られることもあります。しかし同志社の場合、プレゼンの直後はすぐに面接となり、厳しい質問もされたそうです。自分のプレゼン内容に自信を持ち、この学部で学ぶこととつなげ、何を聞かれてもある程度生産性のある答えを用意しておくことが重要です。
■AO入試/公募制自己推薦 受験者へのアドバイス
同志社は作成しなければならない事前書類の量が多く、時間がかかります。1つ1つの提出書類を別物としてみるのではなく、最終的にはすべての書類を1つのプレートに乗せ、審査官に提出すイメージを持ちましょう。そう、まるでレストランで出されるセットメニューのように!別々の書類に同じ内容のことを繰り返し書かぬよう、1つ1つの書類にどのようなことを書くのか、全体の意設計図のようなものが必要でしょう。
また、今まで見た映画や読んだ本のことも、記さねばなりません。とにかく書くべき量が多いので、こうした細かな質問に対しては、”書けばいい”という熱が入らない姿勢で取り組んでしまうかも知れません。ですが、それではなかなか合格に辿り着けません。書評などはそれを書いた人物を映し出すことが可能ですから、こうしたものの書き方を調べるなどし、真剣に取り組んでくださいね。
■同志社のAO入試/公募制自己推薦まとめ
①AOを実施している学部は少ないが、公募制自己推薦を実施している学部もある。
②公募制自己推薦は、学部によってかなり実施形態が異なる。
③公募制自己推薦といっても、AOに近いものもある。
④商学部のAOは、TEAP280点で出願が可能。
⑤同志社はAOも公募制自己推薦も、書類の作成が大変。早目の準備を。
⑥学部によって違いはあるが、面接は圧が強いケースもある。
■二重まるを選ぶ5つの理由
①提出書類や小論文、オンラインだから毎日指導が可能。
②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
③料金の追加はございません。
④塾長自ら指導するので、高い合格率の指導をすべての生徒が受けられます。
⑤オンラインだけでなく、全国各地で対面授業を行います。(8時間×10日間)
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