■叡啓大学の特徴とは
この叡啓大学の特徴は何と言っても、その留学のしやすさにあります。ここに通う学生には全員、留学が義務付けられており、留学先の学費は無料になります。留学期間中も叡啓大学に支払う学費は必要ですが、その学費が留学先の学費に充てられます。
また、卒業に必要な単位の半分以上を英語の授業で取得せねばならないというルールもあり、英語力を磨くにはうってつけの大学だといえるでしょう。
■住所・アクセス
住所:〒730-0016 広島市中区幟町1-5
アクセス:JR広島駅から徒歩10分
■叡啓大学の総合型選抜
出願資格に関して
叡啓大学の入学者定員は100名ですが、そのうちの50名がこの総合型選抜で募集することになります。浪人生も出願可能で、必要な資格は英検2級などのCEFR-B1となり、比較的出願しやすいといえます。
一次試験
試験に関してですが、一次試験は書類審査となっており、この書類には志望理由書や活動報告書、および事前課題として提出された小論文が含まれます。総合型選抜は志望理由書が大切だといわれることが多くありますが、この叡啓大学の総合型選抜では、志望理由書はA4用紙1枚であるのに対し、活動報告書はA4用紙3枚となっています。このことから、叡啓大学の総合型選抜では活動報告書が重視されるため、事前に様々な活動を行っておくことを強く強くお勧めいたします。
小論文
さらに、事前小論文はかなりの難易度となります。問題自体は7月上旬に公表され、出願までの2カ月間で仕上げねばなりません。A4用紙1枚分、文字数にすれば1800文字と文章としては多くはありませんが、かなりの内容を書く必要があると思われます。
2022年度入試では、加点要素が示されていました。① 国内外の様々な文化、歴史、社会や国際関係への強い関心と探究心、②学ぶ意欲、③自らの能力の向上を目指す意欲④社会貢献意欲 将来を見据え、目的意識を持って学修に取り組もうとする姿勢、⑤他者と積極的にコミュニケーションを行う姿勢 、⑥自ら先頭に立ち、他者を巻き込んで様々な課題に取り組もうとする姿勢。
この加点要素をどうとらえるかですが、国公立大学の場合、こうした文言には細心の注意を払い、分かりやすい形でこれらの内容を踏まえた表現を用いることをお勧めします。例えば金沢大学のKUGSという入試にも、こうした書かねばならぬ要素は事前に示されており、なんとなくその要素が含まれるという文章より、直接的にその内容を伝える文章の方が好まれます。したがって叡啓大学の小論文も、そのことを踏まえて作成することをお勧めいたします。
二次試験
二次試験で行われるグループディスカッションは、小論文同様に事前にテーマが与えられ、まずは自分の意見を各受験者に発表する形になります。その後、受験生のみで討論を行い、最後はグループごとに発表するという形になります。
このグループディスカッションには大学の担当者は関与しないため、各役割などは受験生が決めることになります。したがってある程度の積極性、協調性が必要となり、相当の練習が必要になることでしょう。
■叡啓大学の学校推薦型選抜
出願資格に関して
叡啓大学の入学者定員は00名のうち、20名がこの学校推薦型選抜で募集することになります。必要な資格は英検2級などのCEFR-B1となりますが、これに出願できるのは広島県の高校出身者となります。
一次試験
一次試験は書類審査となっており、この書類には志望理由書などが必要です。総合型選抜と異なり、活動報告書や事前課題の小論文は課されません。そうしたことから、学校推薦選抜においては評定が高い受験生、および英検準1などのCEFR-B2に相当する英語資格保有者が有利となるでしょう。
もちろん高校によって評定には差があり、一般的には偏差値が高い高校よりそうではない高校の方が評定は高くなります。その場合でも高校の偏差値は考慮されず、評定はそのまま何の調整もされず合否の判断材料になります。
二次試験
二次試験では総合型選抜同様にグループディスカッションが行われます。事前にテーマが与えられ、まずは自分の意見を各受験者に発表する形になります。その後、受験生のみで討論を行い、最後はグループごとに発表するという形になります。
このグループディスカッションには大学の担当者は関与しないため、各役割などは受験生が決めることになります。したがって、受験生にはある程度の積極性、そして協調性が必要となり、臨機応変にいずれも発揮できるようするためには、相当の練習が必要になることでしょう。
■二重まるの叡啓大学対策について
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