■中京大学について
中京大学は、1923年に開校した中京商業学校を元としており、この時の初代校長である梅村清光氏が学園の祖となっています。その後、1954年に短期大学校が開校し、1956年に大学が開校しました。この時あった学部は商学部であり、今では中京大学に商学部はないものの、経済学部や経営学部は看板学部であると言ってよいでしょう。
■キャンパス
中京大学には、名古屋キャンパスと豊田キャンパスの2つがあります。メインは名古屋キャンパスとなり、ほとんどの学部はここに設置されています。豊田キャンパスには、現代社会学部、工学部の一部(情報工学科・メディア工学科)、スポーツ科学部が設置されています。
名古屋キャンパス
〒466-8666 名古屋市昭和区八事本町101-2
■中京大学の総合型選抜
中京大学の総合型選抜は、①グローバル特別入試、②AO入試、③高大接続入試総合型選抜の3つあるとお考え下さい。それぞれの違いについては、以下で詳しく解説致します。
■グローバル特別入試
中京大学のグローバル特別入試は、英語資格を持っていることが出願条件となっています。国際学部のみ英検2級程度が必要ですが、他の学部は英検準2級程度ですから、出願は比較的しやすいと言えます。
また、この試験は他大学との併願はもちろん、試験日が違えば同じグローバル特別にゅしで他の学部も受験できます。中京大学にこだわる受験生にとって、これはありがたい制度ですね。
出願時期:11月から
試験内容:書類+面接+小論文+基礎学力など。学部によって異なる。
併願可能:他大学との併願、試験日が違えば他学部との併願も可能。
出願条件:英語資格が必要(国際学部のみCEFR B1以上で、他CEFR A2以上)
■AO入試(プレゼンテーション型)
中京大学で行われているこのAO入試は、国際学部のみが対象となります。出願資格として、英検2級などのCEFR B1以上が必要となります。試験は2段階審査となり、一次試験は書類、二次試験はプレゼンと面接になります。
注意点として、このAO入試は専願となり、合格した場合は入学することが条件となります。ただ、試験の日程上、AO入試に出願しながらも、グローバル入試に出願することも可能です。AOで合格した場合は、グローバル入試は受験しないということになります。
出願時期:9月から
試験内容:書類+プレゼン+面接
併願可能:専願
出願条件:英語資格(CEFR B1以上)
■高大接続入試
この高大接続入試には、①事前体験型、②共通テスト利用型、③事前課題型、④基礎力評価型、⑤競技実績評価型と、5つの方式があります。
①事前体験型(併願)
この事前体験型は、出願前に模擬講義を受け、その講義内容に関するレポートを提出することが求められます。この講義レポートはもちろん評価の1つの材料として利用されます。講義を受講する段階では受験料は発生しません。
国際学部
出願資格:CEFL B1以上
試験内容:講義レポート+面接
心理学部
試験内容:講義レポート+国語読解力問題+面接
現代社会学部
試験内容:講義レポート+新聞読解力問題
スポーツ科学部
試験内容:講義レポート+国語基礎学力問題+面接
②共通テスト利用型(併願)
この共通テスト利用型、事前体験型同様、まず出願前に模擬講義を受け、その講義内容に関するレポートを提出することが求められます。さらに共通テストを受験し、それらを総合して合否が判断されます。なお、この共通テスト利用型で受験できるのは、国際学部、心理学部、現代社会学部、スポーツ科学部となっています。
③事前課題型(専願)
この事前課題型で受験できるのは文学部のみとなっています。試験内容は二段階審査となり、一次試験は、事前に与えられたテーマに関する2,000字程度のレポート、および提出書類で合否が判断されます。二次試験はプレゼンテーションになります。
④基礎力評価(併願)
この基礎力評価型は法学部のみで行われています。基礎力評価型の中でさらに3つの方式に分かれているので、どれが自分にとって出願しやすいかを考えましょう。また出願資格ですが、いずれの場合も3.0以上の評定が必要です。活動実績型の出願資格は、別途以下にまとめました。
A基礎学力型・・・・書類+国語基礎学力問題
B法学的思考型・・・書類+国語基礎学力問題+Gディスカッション
C活動実績型・・・・書類+国語基礎学力問題+面接
活動実績型出願資格
評定3.8以上+日商簿記2級
漢字検定2級
文章読解・作成能力検定準2級以上
ニュース時事能力検定準2級以上
スポーツ(全国大会出場以上)
社会活動(積極的なボランティア活動・国際ボラン ティア)
生徒会活動
文化・芸術等において優れた成果をあげた者
⑤競技実績評価型(併願)
こちらは全国大会4位以上の実績が必要なので、該当者は少ないでしょうから、詳細は割愛いたします。
■中京大学総合型選抜まとめ
①総合型選抜には、グローバル入試、AO入試、高大接続入試がある。
②併願可能なものもあり、複数回受験できるケースも多い。
③出願前に講義レポートを書かねばならないものもあり、早めの準備が必要。
④書類の提出と面接のみで合否が決まるケースもある。
⑤中京大のHPには、高大接続・AOに関する入試講評が掲載されている。
⑥出願の条件がCEFR A2以上(英検準2級程度)は、決して高くはない。
⑦だが、それはあくまで出願の条件であることに注意が必要。
■二重まるの対策について
当塾では、①事前に提出する書類、②英語、③日本語小論文、④面接、これらの対策をオンラインで行います。日本語小論文は毎日課題を出し、その日のうちに添削するという取り組みを行っています。小論文は文章の書き方はもちろん、テーマに対する考えの深さも問われます。その考えを深めていくには、多くの生徒と考えを共有する取り組みが欠かせないのです。また、面接やプレゼンの対策も行っており、これまで中京大学を含め他大学の入試においても、プレゼンのある試験では不合格者を出したことは1度もありません。
■二重まるを選ぶ5つの理由
①提出書類や小論文、オンラインだから毎日指導が可能。
②指導時間に制限がないため、複数の大学を受験する生徒も安心です。
③料金の追加はございません。
④塾長自ら指導するので、高い合格率の指導をすべての生徒が受けられます。
⑤オンラインだけでなく、全国各地で対面授業を行います。(8時間×10日間)
■説明会・対面授業の情報
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